2020-09-03 22:26:04
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コメント(2)
こんばんは、ご無沙汰していますi-mixsです。
みてみんでは最近ブログを書いておりませんが、今回はオリジナルイラストではなく、新しく家族になった仔の写真のアップと紹介です。
※仕事絵はありがたいことに休みなく描かせていただいておりますが、みてみんでは規約等もあってアップしておりません。
先日まで我が家には現在2匹の雌猫がいましたが、里親として今回始めて長男を迎えることになりました。
現在生後二ヶ月と少しというところです。
この仔は、多頭飼いの環境から保護され私達夫婦が里親になった次女と同じく、地域の猫の保護団体様が救った仔です。
その経緯としては、保護猫の活動をしている方の敷地に不法に侵入した何者かが生まれたばかり3匹の仔猫を泥だらけの状態で放置していったというものです。
当時外はひどい雨で発見が遅れてしまったこともあり、まだ小さく体の弱い子どもたちは3匹とも目などに何かしら障害が残る結果になりました。
3匹ともしばらく入院をしていましたが、現在この仔については右目がほほふさがり、残った左目も少し開きづらく、両目とも目やにが出やすいためこまめな手入れが必要な状態ですが、それ以外はとても元気です。
そんなこの仔を知る機会があり、お見合いを行い先日まで我が家でトライアルとして預かっていたわけですが、本日保護猫団体様と手続きを行い正式にこの仔の里親となりました。
保護猫の里親になるのは二人目となりましたが、今は先住猫との距離をみて仲良くなろうとさせながら家の中を走り回る男の子の活発さに少し振り回されていますが、この仔から楽しい時間を頂いております。
また保護団体様からは残った2匹も他の方とのお見合いが決まっているということを聞いて少しホッとしていますが、どうしてもこの仔達が受けたような命を雑に扱ったり、人の善意に対しておんぶにだっこをしようとする行為は私個人として憤りを感じるところです。
保護活動をしている人に対して放置ではなく、せめて逃げずに前から向かい合って助けを求めていれば、この仔達は人の手によってこのような障害を背負うことがなかった可能性が高いですから。
私達夫婦にできることは限られていますが、里親になった仔達に対してはできる限りのことはしてあげたいと考えています。
ちょっと硬い文面になってしまいましたが、これを読まれている方の地域にも猫に限らず保護団体があることが多いので、興味をお持ちになりましたら一度保護団体のページを覗いてみてください。
里親になるハードルは決して低くはありませんが、出会いというのは縁ですし、このブログがきっかけになりましたら幸いです。
三嶋頼将 さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
>保護猫を飼えるのって、すでに保護猫飼っている人に限られてくるんですよね……。
私は二人目が保護猫でしたが、最初の子はペットショップで出会った子でした。
とてもかわいい子なのに足に障害ががあるというだけで、見向きがされなかった子ではありましたが。
二人目は保護猫ですが、これは単に出会える場所がペットショップ以外にもあるということを知ったということと、私達夫婦が保護猫というものに対して敷居を高く感じなかったということもあります。
最近は、各保護団体が譲渡会などを開くことも多く、家族連れで初めて訪れる方たちも増えています。
ただ、まず保護猫は単身者では里親として認められないことがほとんどです。
保護された仔達の終の棲家となれる環境がどうかを里親をされる予定の方のご自宅に保護団体の方が出向きチェックが入ります。
団体によって違うと思いますが、私達の場合は次女と長男の際にむそれぞれチェックが入りました。
>餌や水、トイレのことは頭回っても、予防接種や駆虫、あとは避妊去勢手術や、
>もっと言えばそれに伴うしつけや、やり方(例えば、病院どうやって連れてく?)まで
>ちゃんと把握している人って、なかなかいないように感じます。
ペットショップでも最近は飼い方の説明を受けたりマニュアルを渡されることも多かったりします。譲渡会等でもそういったお話はよく出るところですね。
また最近はネットにたくさんの情報がありますから、普段の生活で必要なことをネットで調べるのと変わらない感じに、必要な情報を見つける事が可能です。
>保護猫団体も色々あって、テレビで取り上げられるクラスの保護活動から、
>「え?それ、保護活動?」なんてのまで、ピンキリですから……。
これはそのとおりですね。
ただの自己満足であったり、保護団体という名目だけ寄付目当てのようなところもあったりしますので、保護された猫たちの状態や扱われ方やその団体の活度を実際に目にして判断を行う必要があります。
ただこういった団体含めた相手を見極めるというのは、これに限ったことではないのでそれまでの経験が活かし判断していくところかと思います。
>よほど金銭的余裕がなければ、結局は不法投棄か見殺しかの選択しかないので。
>それがイイとは言えませんが、それが「その人に出来るベスト」であった可能性もあります。
それってその人の中の自己完結なんですよね。せめて客観的に見る視点を持ち合わせていれば、他の選択肢を探そうとしたかと思います。ただその能力がない方がいるのも事実なのであまり責めることはできないところですが。
それでも動物だけでなく人間含めてそのような勝手な自己完結に巻き込まれた子に対しては私は心苦しく感じます。
>少し跳びますが、動物の保護というのは、行政と密着しているので、だからこそ難しい課題なんだと思います。
>つまり、社会の問題であるので、
>「何故それをやるのか」「他との優先順位は?」
>という問題になるわけです。
>そりゃ、「いや、猫のことより人間のことなんとかしてくれよ」という人もいていいのですから。
もともと共存関係であったものを一部とはいえ人の都合でこのような現状を作り出したことには違いありません。ただ普段から家族間でそういったことに対して話をしているような環境でないなら、自分の外してとらえることが多いのが現状です。
個人の意識については、外に対しての意識よりも自分に対しての意識が強い方の場合は特にそうなってしまう傾向が強いですね。
>そうなると、やはり、個人の資質、
>「私」の力になってしまうのだと、私は思います。
>縁というのは自分の外側にあるもの、
>つまり、その人が外側に興味を持ってくれないことには、繋がりようがない無いものです。
>だから、どうしても保護猫飼った人がまた次の保護猫を……
>という構図になっていくのだと思います。
縁というものは何かしらの行動を選択した結果生まれることが多いので、このプログも興味を持つきっかけの一つになれば思いますが、無理に興味を持って貰う必要は感じてはいません。知る、知識として頭に情報とて入れてもらえるだけで十分かと思います。
知っただけ方が保護猫を飼わなくても、例えば友人がペットショップで猫を欲しがっているなら、保護猫という選択肢を提示できたりしますから。
難しいことを別にしても、選択肢として保護猫を選んだだけでもその子は救われることになりますので。(※ペットショップやブリーダーの扱いはこの内容から逸れるため為触れません)
私たち夫婦の場合はペットショップで出会った長女に障害があったこともあって、劣悪な環境で病気で片目を摘出しなければならなくなった次女の里親になることも苦はなりませんでした。ただ人間に対して心を閉じた次女の場合は、正面から向かい合い、その心のケアに二年以上かかったのでそれは多分出来る人は限られてくるのかとは思います。
ただ今回の長男のように目の障害はありますが、人に対して心を閉じていない子も多いので、保護猫だから・・・と感じる必要はあまりないかと感じます。
外見がとてもきれいな子も多いですし、保護猫というのもあくまで選択の一つですから。
>私の好きなある映画のセリフで、「入口までは案内した。開けるかは君次第だ。」というのがあります。
>主人公がドアを開けるのは、導き手が魅力溢れる人物だったからに違いありません。
>私たちには、「保護猫の世界」に興味を持ってもらえる魅力が必要なのかもしれませんね……。
私はパフォーマーではないので大きな言葉で語れないですが、誰かの頭の中の情報の一つになってくれたらという気持ちだけです。
>いきなり、しかもこのような文面で、失礼しました。
いえいえ、こちらこそコメントありがとうございました。