2018-04-15 03:18:07
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コメント(6)
こんばんは、i-mixsです。
以前のイラストを掲載した際に布の塗り方を質問されたので、今丁度塗っている最中のイラストを用いて簡単なご案内ということで。
塗っている最中の休憩でこのブログを書いていたり、内容が深くないのでメイキングには至らないと思いますがすみません。
※使用環境
ソフト: Clip Studio Paint EX
ペンタブレット: Wacom Intuos5 & プロペン(ハイブリッドステンレス芯)
1.全体に大まかにブラシで影を入れる(1影)
下地の上に乗算レイヤーを作り、影(凹凸)になるところに普通のエアブラシを割と大きめのサイスでざっくりと影を落とします。細かな凹凸はこの時には気にしていません。
2.皴は基本的には「V字」で(2影)
乗算レイヤーを作成し、皴なるところを少しカスタマイズした水彩用の筆で「V字」の感じに塗ります。
今回塗りに使っているブラシは、通常の「〇」の形のブラシではなくブラシ形状を少し変更しています。
このような楕円のブラシ形状です。
普段この筆で人物の肌や髪や服のほとんどを塗っており、このイラストの場合は最初の画像に少し映っている背景の柱も塗っています。
3.「V字」の中をぼかす
「V字」の交差しているところから外に向かって「ぼかし筆」でぼかしていきます。
基本的に皴などの表現はこの繰り返しです。
この際利用している「ぼかし筆」はpixivで見つけた方の設定を参考にして作っています(先端形状は〇のままです)
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=28604146
4.レイヤーコピーして同じ影を乗算で重ねる(3影)
私はいきなり濃い色を乗せるのが苦手なので、基本的に少し薄めの色を影色に使っています。
その為、影が塗り終わったら2影のレイヤーをコピーし、2影のレイヤーの上に乗算モードの状態で不透明度を60~80ぐらいの値に変更します。
これが3影となります。
5.ハードライトで色味を付加(4影)
3影の上にハードライトのモードのレイヤーを作成し、濃いめの紫系の色をエアブラシで塗ります。
塗った後で不透明度は20~40ぐらいに変更し主張しすぎないようにします。
この後、通常モードのレイヤーを更に作成し、布のベースの色より少し明度の高い色で服の輪郭を少しなぞるように塗って光の反射を表現すこともあります。
以上簡単ですが、メイキングに至らないメイキングでした。
では、続き塗っていきます(^-^;
こんにちは。
基本ぼかしは使いますね。
ただぼかしばかりを多用すると締まりのない感じになってしまうので、筆のラインをある程度残して少しメリハリをつけるようにしています。
やり方は皆さん人それぞれで正解はないのは理解していても、どんなやり方をしているのかは気にってしまいますよね。
あと、お祝いのお言葉ありがとうございます。
絵だけで食べていけるぐらいになれるよう頑張ってまいります<m(__)m>