2015-12-12 13:35:22
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コメント(41)
こんにちは、i-mixsです。
以下長文です。(私も考えをまとめるため、少しずつ文面を変えています)
この内容を書くかどうか迷ったのですが、別の場所でもこの掲題については語られていたこともあり、ブログにすることに致しました。
初めに、以下の内容は挿し絵を希望する「書き手」の方が描き手と繋がり辛いというお言葉もあり、「描き手」の方から意見、提案を頂きたいと思いまとめたものです。また、依頼についての「有償」や「無償」について論議することを目的とするものではないことをお伝えいたします。
最近Twitterを始めたこともあり慣れない中、絵描きの方、小説書きの方のつぶやきを拝見していますが、小説書きの方が挿絵を求めることはやはり多いと感じています。
実際、自身の小説の内容に合った絵描きの方がいないか?と相談をお受けしたりも致しました。
※その際、特に親しいわけでもないのに、単純に画風、画力だけで判断して名前を出させて頂いた方にはこの場でお詫び申し上げます。
「みてみん」でも今現在、書き手の方からの挿絵の募集はなくなることはありませんが、絵描きの方から名乗りを上げる方はほとんどいらっしゃいません。(私を含め)
書き手の要求に対して絶対数的に描き手が少ないということもありますが、それ以前にもともと描き手の方が他の小説書きの方に対して、「自分の都合に合わせているため、完全に要求される通りの挿絵を描くことを考慮していない」と個人的に思っています。
現状、描き手の方が挿絵を希望する方に対して絵を描かれる場合、重なる部分はあるでしょうが、大まかに分けて以下のようなものだと感じています。
・ファンアートの延長線上
・自分の絵を小説に使ってもらいたい
・絵の技術を向上させたい
もちろん、描き手の方の善意を否定致しませんし、これに当てはまらない方もいるかと思います。
でも、書き手の方が挿絵を要求する際、基本的には専属が多いですよね。
もちろん、書き手の方としては自分の小説の絵を統一したい、気に入った描き手の方に続けて描いてほしい、という気持ちがあるためですが、それは描き手にとって責任は小さくありません。
いくら絵を描くことが好きだといっても、先方の要求を可能な限り満たすために、コンタクトしつつ努力し絵を描くという行為は、簡単に言いますと仕事の意識と変わりがありません。
そのため、仕事で描いていない以上、そこまでして先方の要求されるまま描けないというのは、ある意味当然です。
※URAさんの
四か条に沿わない自分勝手な行動についてはもちろん論外です。
顕著な例としては、以前の【第二回・文章×絵企画】だったと思います。
絵描きの方、小説書きの方があれだけ集まるのは、現状の「みてみん」の需要と供給からはそうそうないことです。
このような企画でこれだけの描き手の方が集まるのは、言葉が悪いかもしれませんが、以下のようなメリットもあったからと思います。
・描く絵の内容を左右されることがない(書き手とコンタクト、絵に対しての要求がない)
・自分の絵をもとに話が書かれる
次に書き手にとっては、以下のようなメリットもあったと思います。
・自分の好みの絵に対しての話が書ける(逆挿絵)
・自分の発想力を鍛えられる
一方、通常の依頼という場においては、挿し絵が欲しいと望む書き手の方に対して、結果として制限を設けることになります。
上記に書かせて頂いた内容のとおり、描き手が書き手に対して制限を設けることは、仕事として描かせて頂くわけではないので仕方ないことです。
しかし書き手の方が挿絵を求めるのは、依頼内容に書かれていなくても本来"自身の小説をより良いものにしたい"という意識があるはずですが、それ自体が描き手に対してある程度責任を要求していることはあまり気づかれていません。
その見えない書き手の要求と、ある種、趣味の延長の描き手の意識は一致しないことになり、結果として描き手が依頼に対して応募することが少なくなります。
※相互の意識を合わせるというなら、書き手の方にも仕事意識を持ってもらう必要があるのかもしれません。
仕方ないという気持ちで片づけることもできますが、そのままで良いのか?ということは付きまといます。
挿絵の募集をされるブログが、ただ放置されるのはあまり気持ち良いものではありません。
そこまでの依頼なら仕事として受ければ良いという考えもあるでしょうし、描き手の方のチャレンジ精神に火をつけ、依頼については可能な限り受けるというのはなかなか難しいものと承知した上で、問題の定義をさせていただいた感じです。
私が書いた問題定義については、「みてみん」に昔からいらっしゃる、臭いものには蓋をする、見たくないものは見ない、当事者にならないといった「事なかれ主義」を取られる方を決して否定するものではありません。
それぞれの意見、立ち位置があるのは当然ですから。
今回そういった方たちの批判も想定した上でこの内容を書いておりますので、高ぶった感情を無駄にTwitter等で吐き出すのでなく、この場を設けさせていただいたこともありますので、各人考えをまとめ、第三者に伝える言葉としてコメント欄に意見、提案を書いていただけたら幸いです。※このブログの内容並びに頂いたコメントは第三者の方も見ることになります。私自身もこれまで自分の都合(技術向上を目的)でご依頼頂いた挿絵を描かせて頂いた身ですが、改めて掲題の内容についてご意見や提案があれば書いていただければと思います。
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まとめ 色々な方からご意見を頂いたものを、書き手の立場の方に文章としてまとめて頂きました。
「絵師様と書き手様同士の交流について」 こちらの内容が書き手の方が挿絵の募集をするにあたり、今後の参考になれば幸いです。
こんばんは。
こちらのブログについて、記載か無かったことをお詫びいたします。
もともと、描き手の意見を「書き手」の方に見てもらうことを前提に掲載したブログでしたが、文中には具体的に書いておりませんでした。
エッセイにして良いかという打診は後から頂いたものでしたが、このブログ自体は皆さんのコメント含め、消す予定もなく形として残していくつもりでしたし、その方向性としてオーケーを出したのですが、後からでもその旨は書かせて頂ければ良かったかと今になれば思います。
次回からは、必要事項として記載して参りますのでよろしくお願いいたします。